この記事は長くなりますのでいくつかに分けてお伝えします。
①初めての増量
②2回目の増量
③3回目の増量
④4回目の増量
この4つに分けてお伝えさせてください。
基本的なことは4つとも変わらないのですが、その時の心境なども合わせてお伝えできたらと考えております。
そして増量を始める前と今現在のカラダです。

4つの記事に分けてここに至るまでの経緯をうまくお伝えできればと思います。
まず初めて行った増量についてお話します。
私のカラダのコンセプトとして、常に腹筋が割れていてかっこいいカラダでありたい。
これが一番でした。
2016年5月 ベストボディジャパン神戸大会
私がボディメイクコンテストに初めて参加した時のことです。
当時の体重の基本は65kg。
自分のイメージしていた感じとは違い、実際に目の前で選手を見てみるとすさまじい絞り、筋肉も大きく、まさに彫刻ボディでした。
その中でも私に圧倒的に足りないもの。
「筋肉の大きさ」でした。
もちろん筋トレはしていました。
大きくなりたい一心で筋トレは行っていました。
ではなぜ大きくならなかったのか?
トレーニングもひとつひとつすごく効かせていたはず。(今思えばまだまだでした)
そうして私が取り組んだこと。
それは体重を増やすこと、「増量」でした。
ではなぜ増量が必要なのか?
世の中には体重別競技というものがあります。
格闘技、重量挙げなど。
なぜ体重別なのか?
筋量が違うからです。
体重が増えれば骨格筋量として筋肉の絶対値が増えるからです。
60kg男性、90kg男性
このデータのみで考えると90kg男性の方のほうが明らかに強いはずです。
そうしたことから私は常に割れていた腹筋を捨て、初めて増量に取り組むことを決意しました。
自身のコンセプトである「常に割れた腹筋」を捨てでも大会で勝ちたいう気持ちが勝ったからです。
体重を増やすために必要なこと
それはたくさん食べ、たくさんトレーニングをすることなのですが、なにを食べるか?どのようなトレーニングを行うか?が非常に重要となります。
食事に関しては、元々おかずが大好き人間でした。
お米よりもおかずがあればOKなぐらいです。
炭水化物の量が圧倒的に足りておらず、筋肉を動かすエネルギー源が満ちていない状態です。
当時はたんぱく質をたくさんとればOKの精神でした。
トレーニング面に関しては、基本的には10回~15回で限界をむかえるような効かせる系のトレーニングで行っていました。
(今思えば限界までやっていたつもりだったな、と感じています)
~改善点~
・食事
炭水化物の量を増やしたこと、クレアチンの摂取を始めたこと。
1日4.5食ほど炭水化物を中心とした食事を摂るようになりました。
ですが元々おかず大好き人間の私にはなかなか厳しく、大福などを食べることも多かったです。
プロテインも炭水化物が多く含まれている増量用のプロテインに切り替えました。
たくさん食べられるほうではなかったからです。
・トレーニング
BIG3の強化(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)
この時はとにかく上半身を大きくしたかったのでベンチプレスを中心に行いました。
回数設定は速筋繊維を優位性に立たせるため6回以上行えないウエイト、多くても10回しかできない回数設定で行っていました。
速筋繊維を優位性に立たせるためです。
全ての種目をその設定で行ったわけではなく、種目によっては関節への負担が増えますから多関節運動を基本としたトレーニングを行うようにしました。
複数の関節で動作する種目(ベンチプレス、スクワット、ショルダープレスなど)
単関節運動(ダンベルフライ、サイドレイズ、レッグエクステンション)
のようなひとつの関節で動作する種目は対象部位へ効かせやすいのですがウエイトを扱いにくいのです。(今までは単関節を中心としたトレーニングでした)
当時は効かせることだけに拘ってトレーニングをしていたので、パンプ感のみの感想となると当時の心境では以前のほうがよかったです。
(今思えばしっかり効かせられていなかっただけかもしれません)
ですがパンプ感=デカくなる ではないことに気付きました。
65kgだった体重がたった2ヶ月ほどで71kgになったのです。
ちなみに70kg超えたことは人生で一度もありませんでした。
いとも簡単に70kgを突破したカラダはトレーニングに大きな効果をもたらしました。
90kgほどしか挙がらなかったベンチプレスが110gまで挙がるようになったのです。
その時の変化がこちら。

まだ見た目には大きな変化はありませんが、2016年9月10月とまだコンテストを控えていたため、増量をストップして減量に入りました。
今回は増量のお話なので減量のお話は省かせていただきます。
この時の私の心境は、たったの数ヶ月でこんなに変化を感じるなんて。。。早く増量がしたい。米が食べたい。
という気持ちでした。
次回はコンテストデビューをした年のシーズンオフに入った2回目の増量のお話です。
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